やりたいことを、やりたい場所で。(東京仕事百貨掲載「ほどよき房総の南」)

「カフェのマネージャー候補、この環境で、『やりたい!』って人は絶対にいると思う。」



そんな社長の言葉を聞いて、とあるサイトがふと頭に浮かんだ。


「東京仕事百貨」


いつ、どこで見たのかは覚えていない。
すぐに問い合わせる。代表の中村さんにアポイントを頂く。
もともと気になっていた会社、どうせなら社の雰囲気を知りたい。
青山のオフィスにお伺いすることにする。
エイベックスのちょうど裏手にある共用オフィス。
中村さんにお出迎え頂く。


共用オフィス。


■世界で拡がる「コワーキング・スペース」というムーブメント、新しい働き方のスタイル。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1614


インフィニティーベンチャーズ小林雅さんのtweetから発見した記事。
海外に限らず、周囲でも急速に増えている。最近強く感じる。


我々・・・というか私自身も来年初頭頃から東京オフィス代わりに
某スペースに仕事場の拠点を置く予定。


スペースには投資家や海外の企業やIPO
目指す企業に属する方々が集まる。
自身の仕事のみならず、スペースを活用して企業を
超えたコミュニティを形成し、活動をしている。


スペースのいわゆる"貸し手"は某大手企業。
入居のために一定の敷居が設けられている。
その分入居後は安心して活動することができる。


"貸し手"はスペースに対する"家賃"によって収益を上げることが目的ではない。
集まった企業が交流を通じて成長することで利益を得られるような仕組み作りをおこなっている。
積極的に交流を促してくれる。とっても面白い仕組み。


法人契約も個人契約の方もいるが、あくまで個対個の交流。
スペース内コミュニティもあくまで個人として立ち上げたり、属したり。


会社は手段。


個人では稼げるか分からない不安を払しょくするため、
個人では負えない大きなリスクを取るため、
個人では(信頼を得られずに)取引ができないような企業と取引をするため等々。


飢え死にしない(正確には"しにくい")世の中になり、
「生きる」手段としての「会社ではたらく」意味は弱まった。
スタートアップ時に大きなリスクを取ることを必ずしも
必要としない事業が増えてきた。
ソーシャルメディア等インターネットの発展によって
場所すら選ばない事業が増えてきた。
JALのCAがストを起こしているように、むしろ大企業に入り、
(本質的には汎用性の無い職種が問題)
安定していると安心してしまうこと自体がリスクとなりつつある。



「やりたいことを、やりたい場所で。」



その結果、共同体(会社に限らず)は必然的に小さく、そして緩い繋がりになる。
そんな共同体の触媒として、このようなスペースの需要が高まっている。


中村さんも近い将来、現在のワーキングスペースを出られて、
自分たちで"スペース"を作る予定とのこと。
どのようなスペースを作り、どのようなコミュニティを形成され、
どのような形で利潤を生み出していくのか、個人的にとても楽しみです。





内房って、海なのに向こう岸が見えて不思議ですよね。」


サンセットブリーズにあるカフェから見える内房の景色の話をしつつ、
「海辺のカフェ好き」という中村さんからお勧めのカフェをご紹介頂く。


■saro
http://saro-niijima.jp/category/home/


中村さんのお知り合いが営まれているらしい。


白い砂、透明な海。
ここ数年、年2〜3回訪れている新島。
次の上陸の際には絶対立ち寄ろうと思います。





東京仕事百貨さんは採用情報をつくるためにその土地その場所に必ず訪れる。
今回も中村さんご自身にご訪問頂き、サンセットブリーズでインタビューを行った。
インタビュー後は簡単に施設内をご案内させて頂く。


「僕、こういう時、いつも晴れるんですよ〜」


快晴の海辺のフットサルコートで嬉しそうに写真を撮られるそのお姿を拝見しつつ、
中村さん、そして東京仕事百貨と出会うことができて良かったと思いました。


うちにとって、食事は一番の自慢と言える強み。
そんな東京仕事百貨さんを通じて、キッチンやカフェの業務はもちろん、
"サンセットブリーズ保田"というプロジェクトを共につくっていける方と
出会えたらと思っています。



「やりたいことを、やりたい場所で。」


■東京仕事百貨「房総のほどよき南」
http://shigoto100.com/?page_id=9685