休日の「3アクション」とワークライフバランス

明日から6日間、ゴールデンウィークに入る。
今日明日中には必ず6日間のタイムスケジュールを決めたいと思う。

6日間の計画を立てるのは、合宿のようでワクワクする。

先日、同僚の一人が何気なくこんなことを言っていた。

「オレは土日3アクションすることを目標にしている」

言った言葉を聞いて以来、休日の計画性を重視するようになった。

3アクションを意識して実行して見て感じたこと、

「土日の3アクションは計画性がないと難しい」

ということ。

仕事でも、1日5、6アクションを日々続けようと思うと、
恐らくその計画性の質が問われる。

「休日までプランニングしたら、頭が休めない」

という人も当然いるだろう。

しかし、人生の25〜30%は休日なのだ。

人生の目標があって、そこに近づこうと考えた場合、
この"30%"をダラダラ過ごすことがどれだけ大きなロスかということに
気がつくはずだ。

平日の70%を110%やって、休日は完全に0であれば、
1週間を10とした場合、
10×70%×110% = 7.7となる。

平日を100%、休日を50%であれば、
10×70%×100% + 10×30%×50% = 8.5

毎週約10%、平日110%がんばる時よりも夢に近づける。
平日110%頑張ると、バーンアウトのリスクもある。
精神的にも、肉体的にも。

ワークライフバランス」がここ最近叫ばれているが、
人によっては、
「何を甘い事言っているんだ。」
と言うかもしれない。

最近では日本電産の永森会長の
「休みたいならやめればいい」
発言も話題になっているが、長期的な視野に立てば、
「無理すること」
が最も非効率だ。

いつかの日経新聞に、ハードワークを続けてきたある大企業トップ出世の方々に、
「今までの人生の中で後悔していることはありますか?」
という質問に対して、最も多かった回答が
「仕事に時間を使いすぎた。家族や、自分のためにもっと費やすべきだった」
という記事があった。

どれだけ人より早く成果を上げても、
その分早死にしてしまえば、同じ。

何事も計画性。
各個人の計画の最もマクロとなる部分は、
「死ぬまでに何をやりたいのか」
である。

その「何」に向かって歩き続けることが、
人生の最も正しい歩み方である。

走ったら、息切れする。
「うさぎとかめ」
と同じである。

ラソンと同じである。

ワークライフバランス」は、
その「何」に最も近づくことができる、
人生の最も効率的な走り方の提言だと思う。

先日も「カンブリア宮殿」でリンクアンドモチベーション小笹芳央社長が、
「成功する人の共通点は?」
という問いに対して、


「地道に努力を重ね続ける」


といったような表現をされていた。
一発狙いではなく、いかに小さな努力を重ねられるかが、最終的な人生のゴールへの最短距離であることは間違いないだろう。

ベンチャー企業の社員たちは、ハイペースのマラソンを展開している。
「最後まで持てば早いが、リスクも大きく、途中棄権もありえる。」
それ自体が悪いことだとは思わない。
しかし、そもそも、「何」が決まっていないまま走り続けている人が思った以上に多い。

先日、毎週月曜日に行われる、会社の朝会で役員が、
「人生で死ぬまでにやりたいことが決まっている人?」
という質問を全員に投げかけたとき、手を挙げた人数が全体の約2割だった。
非常にショッキングだった。

彼ら、彼女らはどこに向かって日々走り続けているのだろう。
どこに向かって命を燃やしているのだろう。


省みて、自分の人生プランもまだまだブラッシュアップできる。
GW初日は仕事なので、残り6日間は、

・3日間、海
・3日間、計画(人生、仕事、短中長期全て)

とざっくり決めました。