ドコモのCM

最近、駅や街中で、白と赤を基調とした広告をよく見かける。


一見分からないのだが、良く見ると、ロゴも一新されたNTTドコモである。


昨年からの、大量にタレントを送り込んだ「Docomo2.0」から一転、
広告全体に文字が多く、タレント起用にも前回のような派手さは感じられない。


昨年、携帯電話台数の伸び率において3キャリアの中では「負け組」となったドコモ。
現状を打開すべく、CMも一新したのかもしれないが、インパクトという意味では小さくなった。


人から聞いた話では、CM制作の仕事は医者の次に平均寿命が短い職業であるという。
40歳を過ぎても、3日間連続徹夜が当たり前のように続く仕事である。
加えて大手企業の売上を左右するプレッシャーのかかる仕事であり、
その心身への負担は当事者にしか分からないだろう。


インパクトが小さいのは作戦なのか?」
「今後どのような展開があるのか?」


広告も単純に見るだけでなく、制作に携わるプランナー、プロデューサー等の考えを
想像しながら見るのも面白いものだ。