【箱根駅伝特集1】「5月5日の渡辺監督の一言」早稲田・矢澤曜選手の8ヶ月間での成長振り

2008/5/6のエントリーにも書いたが、2008/5/5の日体大記録会を観戦した際、
同級生の三田裕介選手(4区・区間新記録)とともに10,000mに出場していた。


前半は先頭集団についていたものの、後半失速し、29'45"でフィニッシュ。
クールダウン後、三田選手と共に渡辺康幸監督と話をしているところに、
私は観客のくせにフィールドに入り、近づいてみると、渡辺監督からの一言が耳に入った。


「矢澤、お前は後半だな、次は5,000mを走ろう。その上で適正を見てから出雲のことは考える」


今日の解説、瀬古利彦氏からも話があった通り、矢澤選手は高校時代、1,500mを得意としていた選手。
当日共に走っていた三田選手と比べても距離適正は明らかに箱根向きではなかった。
8ヶ月後、20km後にスパートをかけ、他の有力ランナーを振り切り、区間賞を獲得した姿に大きな成長を感じた。


今年、エース竹澤健介選手は抜けるが、三田、矢澤、八木勇樹選手、そして中山卓也選手が復活し、
カルテットが完成されれば、今後3年間の早稲田は安定するだろう。
竹澤選手も入学時にはさほど注目された選手ではなかった。
4人の今後3年間の成果を決定付ける、今後の渡辺監督の手腕にも注目。



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