第14回日本トライアスロン選手権観戦「上田藍選手の笑顔に学ぶPRにおける大切なコト」


本日はトライアスロンの日本選手権。


高濱邦晃選手を応援するため、
自宅から15km向こうのお台場まで自転車で向かう。
45分後、女子スタートの10分前に到着。


女子スタート直前、山田香と遭遇。
その5分後、筑波の先輩、トライアスリート富川さんと遭遇。
女子のバイク時、サンセットブリーズ保田の丹埜さんと遭遇。
女子のラン時、湘南owsでご一緒させて頂いた、丸の内ACの洋子さんと遭遇。


レースは女子スイムは山田香、女子バイク以降は丹埜さんと観戦。
丹埜さんとお話をされていた、稲毛インター山根代表にご挨拶させて頂く。
高校時代、栃木でお世話になりその後稲毛インターに移られた、
児玉先生の近況をお伺いする。
お子さんがインフルエンザにかかっているらしい。
ご本人はお元気とのこと。


高濱さんを応援しながらも、ほかの選手が気になる。


新島トライアスロンで一緒に泳いだ篠崎友選手、
福岡、シーサイドももちで一緒に泳いだ伊藤弥生選手、
昨年の西武園で一緒に泳いだ佐藤優香選手、
先月のベルマーレのオーシャンスイムスクールでトレーニングをご一緒させて頂いた、
西麻依子選手、若杉摩耶文選手、そしてコーチとしてご指導頂いた、中込英夫選手(今大会最年長42歳!)、
今年の千葉海浜アクアスロンリレーの部で一緒に泳いだ太田麻衣子選手、
そして、昨年の千葉海浜でご一緒させて頂いた、上田藍選手。


当たり前だが、皆、市民大会のときと表情も、動きもまったく違う。


2年間、ほんの数レースの出場ではあるが、
相手の本気度にかかわらず、同じ水の中で競った相手は気になるもの。


トップ選手と一緒にトレーニングをおこなったり、
一緒にレースに出場できることが、トライアスロンの醍醐味のひとつである。


昨日、代々木公園の芝生でランチをしていると、
練習中のセカンドウィンドACの団体を発見。
ベルリン世界陸上代表の加納由理選手をはじめとした選手と、
市民ランナーが共にトレーニングを行う。
トライアスロンのみならず、ランニングにも同じことがいえる。


結果は田山寛豪選手、井出樹里選手、男女ともに連覇を達成。


レース後の上田藍選手の人気には驚かされた。
笑顔は世界の共通言語である。


実力よりもヴィジュアル優先でスポーツ選手を取り上げる、
メディアに、最近うんざりしていたが、
上田選手を取り囲む人だかりを目の当たりにして、
妙な納得感があった。


「世間一般の目線と、関係者の目線は、異なる。」


帰りに和幸でランチ。
人生初の「テラスでとんかつ」の最中、丹埜さんと話したこと。
メディアに対するPRにしても、地域活性にしても、
世間一般の人たちがどう思うかという目線を常に考えないといけない。
たとえ自分たちが、ベストだと思わないことだとしても、
世間一般にとってはベストであることがある。
点と点を結びつける、重要な要素。


衆愚。


使いたくもない言葉が頭の中をよぎった。




丹埜さんは鋸南町という絶好のフィールドで自身の居場所を見出され、
アイディアと実行力で、お会いさせて頂いたこの半年間だけでも、
地域の活性に多大なる貢献をされている。


「お台場、もったいない。僕だったらこうするのに。」


この方の行動力の源は好奇心だと思った。


好奇心。


今週号のNumberで取り上げられていた、平井伯昌コーチの記事を思い出した。