未来を予測することを諦めるという前向きさ


「9・11」の1週間前に出版した本に「飛行機がビルに突っ込む」と書き(「まぐれ」という本です)、
予言者と言われたナシーム・タレブの著書「ブラック・スワン」の下巻を読みはじめたところです。
この本を読んで強く感じていることは、


「未来を予測することなんてできない。」


ということ。



今日訪問させて頂いた某小売業の社長はアメリカに大変精通されているが、こんなことを仰っていた。


アメリカで成功したビジネスを日本で成功させることは100やったら2、3の確率。
でも、その2、3が100以上を生み出す。」


取引先のネット系上場企業の取締役が半年前に話していたことを思い出す。


DeNAは、南場社長は、モバゲーをたまたま当てただけだと断言できる。だれも何が当たるなんて分からない。」


自分が小学生のころ、新番組(アニメ)が始まる日には必ず歌を作詞作曲し、口ずさんでいたことを思い出す。
自分なりに考え、当時は本気で主題歌を当てにいったわけですが、当然、当たった試しはありません。




「未来を予測することなんてできない。」


ただし、準備することはできます。



今日、というか先ほどまですが、知り合いの紹介で元文科省副大臣の方と飲ませて頂く機会を頂きました。
また、ほかにも様々な方とお会いさせて頂きましたが、平均年齢はおおよそ50歳。
お話をたくさん聞かせ頂き、勉強させて頂くばかりでしたが、ひとつ大きな反省。準備不足。
副大臣の方やその他の方のご経歴やお考えを事前に調べておくことはもちろんですが、
日ごろから、歴史や政治、経済に対してもっと知識を蓄えておかないと会話にならないと感じました。
「若さ」だけでかわいがって頂けるのは、今のうちだけです。


また、業界によっては、景況感も底から徐々に上向いてきているという生の言葉が増えてきました。
企業としての人材投資、設備投資、個人としてのライフプランにおいても、最大の投資のチャンスかもしれません。


どんなブラックスワンが潜んでいるか分かりませんが、最大の準備をすること。そして実行すること。
これしかないと思います。


希望者がどれだけ増えるか予測できなかった、「銀舎利会」ですが、
お蔭様であっさり12名まで到達してしまいました。


【上原「おこん」公認】銀舎利会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4814156


大将から早速”差し入れ”が入るなど、活動はすでに始まる予感です。
今日も電車の中で石川遼君のごはんの広告を見ながら、
農水省とコラボできないかと一人本気で思案していました。
「おこん」のブランディング力で、雑誌とのタイアップやPRイベントはできるのではと考えています。


アイディア募集中です。