練習量を減らしてもキツくなった、とあるトレーニングメニューの理由


昨日、とあるマスターズチームの練習に参加させて頂きました。
参加だけではなく、練習メニューづくりにも参加させて頂きました。


練習内容自体には既存のメニューから手をほとんど加えず、
「効率」を考え、より内容の濃いメニューを心がけました。
泳ぐ距離は減らしました。


手をほとんど加えず、より濃い練習にするために、「意識付け」を行いました。
具体的な内容はここには書きませんが、ポイントは下記1点のみです。


■練習前および練習中の目的意識の明確化


それだけです。


練習後、参加者から「きつかった」という声があがりました。
練習距離を減らしたにもかかわらず、このような感想を聞くことができたのは、
正直、思惑通りでした。


頭を使い、意識付けをすることで、「効率」が生まれます。
同じ練習メニュー、同じ距離でも、効果がまったく異なります。


マスターズの皆様は競技に割ける時間は限られています。
仕事があり、家庭があり、他の趣味があり、多くの時間を競技以外に使わなければいけません。
そのような時間配分を求められる中、「効率」良い練習を望まない方は誰もいないと思います。


今回の「効率化」には特に特別なことは要りません。
少し頭を使うだけで、成果は変わります。


昨日の参加者の大半は、3月のSWIMEKIDENの参加者です。
1回の練習で何か変わるものではないかもしれませんが、
少しでも当日のパフォーマンスに良い影響が与えられればと思っています。