【結果報告】アクアスロンINシーサイドももち(福岡) リレーの部 優勝 + 「水泳に関する嬉しい出会いと残念な出会い」


結論から申し上げると、「Hurleyのウェットスーツなんかでswimの試合に出るな」


周囲の選手がつるつるした、水を寄せ付けないラバー製のウェットスーツを着こなす中、
成分の大半をスポンジが占める、吸水力抜群の2.5mmのサーファー用スーツ。


唯一、着て良かったことは、肩に貼られた「H」の大きなロゴのおかげで応援から見つけやすかったこと。


海は博多湾とは思えないほど、大荒れ。
泳ぐとまるで壁のような波がせまってくる。


スタート地点から隣にポジションし、マークしていた、福岡件現役女子国体代表からは、
ウェットが水を吸い始めた、前半の300m地点から置いていかれる。


結局1.5kmで約23分。


残念なことに、100mで1分32秒もかかっている計算。
リレーの部においても、swimの時点でtopと2分差という、このままではスポンサーに
顔を合わせられないような状況でパートナーに全てを託し、バトンタッチ。


runは2.5kmを4周する10kmのコース。1周目で既に1分差に迫り、3周目には独走態勢。
さすが、この1年間で5kmのタイムを1分も縮めただけはある。


swimの汚名を十二分に挽回する、圧勝でした。



個人的には週一ペースの練習とはいえ、今まで以上に準備を行ってきたつもりだった分、
不甲斐無さを強く感じるとともに、7月の新島4.5kmに向けて大きな課題ができました。


結果的には優勝という形で終えることが出来、東京から応援に駆け付けた2名と、
福岡在住のパートナーの幼馴染のNさんには、最低限の成果はお見せできたのではないかなと思います。
スポンサーにも良い報告が出来ます。


せっかく遠出をしたので、博多の繁華街をスポンサーロゴ入りのTシャツを着て、
人に変な目で見られながらも、PRしたり、名物を食したり、弊社福岡支店唯一の社員と夜中まで
酒を交わしアツく語ったり、限られた時間で最大限の”課外活動”も行いました。





課外活動といえば、今井亮介さんとある有名なスイマー(名前出していいですか?)に、
試合前日の昼、ホテル近くのHardRockCAFEでお会いさせて頂きました。
(大人数で押し掛け、すいませんでした。。)


■今井亮介でよかろうもん!!
http://ryosukeimai.cocolog-nifty.com/


今のjapan競泳陣の「Ryosuke」は入江陵介選手ですが、
我々の世代の日本競泳界を代表する「Ryosuke」と言えば、間違いなく今井さんです。


今回は筑波大やその他の共通の知人の話で盛り上がりつつ、真面目な話もさせて頂きました。


特に印象的だったのは、地方は思った以上に情報伝達が遅い、ということです。
インターネット、モバイルによりそのスピードが早くなっているのではと勝手に想像していましたが、
そもそもの話で、思った以上に一般的にインターネットを使う人が思ったより少ないようです。


インターネット、特にPCを中心にトラフィック自体がマクロで安定期に入った今、
チャンスは地方にあるのでは?と考えていましたが、思った以上にニーズは低いのかもしれません。


地方も、都心も、


「インターネットを今まで使っていなかった人が使い始める」


ことによるユーザー数増加を期待するのではなく、


「インターネットを今でも使っている人達の世代の年齢層が年々上がってくる」
(当然、下の世代は最初から使っている)


ことによるユーザー数増加を期待したほうがいいのかもしれません。
マーケティング戦略の行き届かない、時間だけが唯一影響を及ぼす、ゆっくりとした増加。


彼も水泳とビジネスについて真剣に考えていらっしゃいました。
水泳に対する愛情を強く感じました。
共感できる部分も数多く、今後、微力ながら尽力させて頂きたい、と心から素直に思える出会いでした。






話は変わって、先日、某ホテルのラウンジで、とある有名な元競泳選手を見かけました。
日本選手権でも過去表彰台に上がるような、同世代では知らない人がいない方です。


たまたま隣に座っていたので話が聞こえてきましたが、商談中の様子でした。


はじめは彼だと気がつかず、何となく感じる、その怪しい様子から、
ホテルのラウンジでよく見かける、「これ、儲かりまっせ」的な営業の商談かと思い、
あまり気にせず、自分の仕事をしていたところ、


「コウスケが・・・」


という声が聞こえ、思わず反応。すぐに彼の存在に気がつき、話を聞いていると、会話の中心は、、


「自分は北島康介と知り合いだ」


世界大会にも出ていたような彼の話ですので、嘘ではないと思いますが、
商談中に強調する様子は決して自然ではなく、信用信頼を得るためにしか聞こえませんでした。


その後、水泳関係の知り合いから彼に関してあまり良くない話を三度、それぞれ別の人から聞きました。


実際のところどうか分かりませんが、自分が直接目で見た印象と、信頼できる人達から聞いた三度の話を
聞く限りでは、水泳を手段として利用している気がしてなりません。


水泳を利用してビジネスを行うことは悪いことだとは全く思いません。
金儲けが悪いことだとも全く思いません。
フリーでインストラクターをされている方や、水着関連のお仕事など、水泳周りの仕事はたくさんありますし、
自身の知名度は利用すべきだと思います。


その先に、水泳という社会に貢献したい気持ちがあるかどうかが大切です。
水泳をビジネスにするのなら、自分の仕事の全てを水泳関係者や先輩後輩にオープンに出来ることが前提です。


厳密に言えば、たとえ自分たちが「水泳に貢献するため」と謳っていても、関係者がNOと言えば、NOです。
ジャッジするのは自分達ではありません。


このあたりの話はキリがなくなってしまうのでこのあたりで止めますが、
水泳に関する二つの大きく対照的な出会いをきっかけに、
水泳に貢献すること、水泳に関するビジネスについて深く考えさせられました。


この件に関しては頭の整理がついていないので、整い次第、改めてエントリーできればと思います。



【修正】6/15 今井さんの実名を公開させて頂きました。



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